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mm「…っはぁっ、…っく、…ひゅ、」
途中から目黒の呼吸に少し違和感を感じて。
「…めぐろ、？…もしかして苦しい？」
俺の肩に顔を乗せたままこくこくと頷く目黒を見て、
照が慌てて車を回してくれる。
「アレルギーの薬ないよね…
ちょっと病院行こうね、頑張るよ、」
よいしょ、っと目黒を抱き上げて
照が回してくれてる車まで連れて行って
一緒に後部座席に乗り込んだ。
阿部が目星をつけた病院をあらかじめ照に送ってくれていて、
電話で事情も説明してくれていたから
病院着いてからは本当にスムーズだった。
救急外来の方に車を停めさせてもらって、
そこで待機してくれてた看護師さんに目黒をお願いして。
その時の目黒は吐き気も訴えていたし、
実際少し吐いちゃってた。
俺と照は処置が終わるまで待合室で待機。
nurse「目黒さんのご友人さんですね、
処置が終わりましたのでこちらへどうぞ」
案内されたのは処置室。
目黒は点滴に繋がれてて、顔には酸素マスクが付いてた。
mm「…だて、さ……いわも、とくん、」
「苦しかったね、ごめんね、」
処置室に運ばれた後、
一時的に血圧が低下して少し危なかったと
さっき看護師さんに聞いた。
こくん、と頷く目黒の頭をふわっと撫でる。
mm「…もうっ、おれ、……もも、たべたくないっ、」
「うん、食べなくていいよ、」
mm「ほんとに、…いいの、？
だめなやつ、じゃ、ないっ、？」
「ダメなやつじゃないから、…
もうむしろ桃食べないで、俺らが怖いから、」
目黒がいなくなっちゃうんじゃないか、って。
そう言えば涙を流して俺にぎゅっとくっついてきた目黒。
「他にも、アレルギーの検査しようね、
俺は目黒が楽しく美味しくご飯食べられるようにしたいから」
mm「…でもねっ、だてさん、…たると、おいしかった、」
「んふ、美味しかった？ありがとう、」
mm「……でも、もも、たべないから…
おれ、もうたるとも、たべれないね、」
「ううん。アレルギーないフルーツでまた作ってあげるよ、
みんなで一緒に食べたいもんね」
mm「…おれのために、…めんどくさいでしょ、……ごめんね、」
「ごめんね、じゃなくてありがとうの方が俺は嬉しいな、
俺、目黒のためにしたくてしてるんだから」
mm「……あり、がとっ、」
涙が溢れて止まらない目黒を
優しくそっと、ぎゅっと、抱きしめる。
いつかこの子に、
俺の料理からも愛が伝わりますように。
end.
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ゆきこ(プロフ) - リクエストお願いします🙇めめの誕生日をみんなでお祝いしようとケーキやご馳走、プレゼント、飾り付けなどしますがめめにとっては誕生日は普通の日と変わらずメンバーがやってくれてる事に対してパニック、みたいなお話が見たいです😌 (4月14日 7時) (
レス) id: e18f31e090 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - 全く食べずベッドでぼーっとしているだけの🖤を、ご飯作ったり散歩に連れ出したりメンバーたちが少しずつ回復させていくお話が見たいです！是非よろしくお願いします🙇♀️ (4月4日 21時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - いつも楽しませていただいています😌こちらはリクエスト可能でしょうか？落ち込みが激しくご飯が食べられなくなってしまい、 (4月4日 21時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
くろま(プロフ) - さーさん» いつもありがとうございます☺️「まっくろくろすけ。」はprivatterの方に少しずつ移行しております。Xのアカウントを貼っておきますのでそちらからフォローしていただけると幸いです☺️ (4月4日 0時) (レス) id: 2eb53be325 (このIDを非表示/違反報告)
さー(プロフ) - いつもワクワクしながらお話読んでます！まっくろくろすけを読みたいのですが、どうすれば良いでしょうか💦 (4月2日 22時) (レス) @page27 id: b129ed0a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろま | 作成日時：2024年2月27日 17時
