告ぐ。

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police「君はお家が火事になった時はどこにいたの？」












そうやって聞かれた時に警察の人が持ってた書類が

ちらっと見えて、何人かの男の人の写真が載ってた。
















その中にあの人がいたんだ。



















「……パパとママこわくて、逃げ出して、隠れてた、

だから、家が燃えてたの、しらなかった」
















嘘。
















バレるかも、って思ったけど

どこに隠れてたの？って質問に

監視カメラもなさそうな裏路地の場所を言えば納得された。



















まだあの人は捕まってないから、

俺がバラすわけにはいかないって思ったんだ。



















でもやっぱり警察ってすごくて、

何日か後にはあの人は捕まった。

















その頃すでに施設に送られていた俺は

テレビのニュースで知った。



















そこから警察の人がまた俺に話を聞きにきたけど、

あの人に言われた通り、

知らない、って言って俺は逃げた。



















後ろめたさしかなかったけど、

怖くて怖くてどうしようもなくて、

知らない、としか言えなかった。

殺人犯。→←・

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