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菜「結構久しぶりだなあ、Aのシェアハウスに行くの!」


目「たしかに!あの人のご飯うまいんだよなぁ」




3人で校門までの道を歩いていると、
知ってる車がいた。


ん?…翔太の車だ。

何で?何も言ってないのに。


電話を一方的に切っちゃってから、ほぼ連絡は取ってなかった。というか、あっちが連絡返さないだけなんだけどね。


結局私も謝れてないし。


2人が、私が立ち止まってるのを不思議に思って振り返ったとき、私ではない人が翔太の車に近付いた。





怜美「あれっ翔太くん?何でここに?」


渡「えっ、怜美さん…、何でって、え、そちらこそ何で?」


怜美「ちょっとここの学生さんたちと縁があって。翔太くんは…?」


渡「あー、えっと、この大学に俺の知り合いがいて…」






それを私がながめてるなんて知らないだろうな。

まわりの学生たちも噂話してる。



"あの人、あの美容院の美容師じゃない?有名な"

"霧島怜美の相手ってあのカリスマ美容師だったんだ
超美男美女じゃん"




「…2人とも、帰ろっか」


菜「ちょっと、A…いいの?
あの美容師、Aのこと迎えに来たんじゃないの?」


「翔太と私の関係をあの人に知られたら…なんか良くない気がする」


目「まあここにいるってことは今日は帰ってくるんじゃないの?とりあえず家で待ってようよ」


菜「…そうだね、例の舘さんのお料理楽しみ〜っ」





帰るには翔太の車の前を通らなきゃいけないわけで、
きっと翔太は私の存在に気づくはず。




怜美「あ、今日このあと、時間あります?」


渡「すいません、今日は別件があって…」


怜美「そっか…父、社長もすごく翔太くんのこと気に入っててね、ぜひまた食事でもって言っていて。」


渡「いやぁ、そんなこと言っていただいてるなんて光栄ですね、またご連絡しますよ」


怜美「今度のパーティーは必ず出席してくださいね!
そこで私の新商品の紹介もあるの、翔太くんにも見てほしくて。せっかくあなたのお店に置かせてもらうんだし」


渡「…店次第ですが前向きに検討してます。ではまた。」





そんな会話を聞き流しながら歩く。

チラッと見ると、翔太と目が合ってしまって、
慌ててそらした。

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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