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渡｢...で？今日は何の集まり？｣
Aさんを除く同期さん達と康二と俺でこの前の居酒屋。
同期さんへのお誘いはふっかさんがしてくれたから、どうやって誘ったか俺は知らない。
深｢ふっふっふ、今日はぁ...恋の相談です！！！｣
渡｢はぁ？｣
岩｢何？ふっか好きな人でも出来たの？｣
佐｢えー！誰だれ？｣
深｢いや、ちょ、待って！俺じゃねぇ！｣
岩｢じゃあ誰？｣
向｢めめきゅんです！｣
｢｢｢目黒/めめ？｣｣｣
目｢...何か、すみません...｣
渡｢いや、謝る必要ないだろ。｣
佐｢そーそー！で、誰に恋してんの？？｣
目｢...あの、Aさん、です...｣
岩｢えっ！？A？！｣
渡｢マジか。｣
佐｢可愛いもんな！A！｣
深｢恋愛初心者のめめの為に、どうしたらAと上手くいくか相談乗って欲しいってわけ。｣
岩｢なるほどな。｣
渡｢てかアイツ今彼氏いないの？｣
向｢えっ？！いるんですか？！｣
佐｢いやー？聞いた事ないな。｣
深｢そこは調査済みです！あの子、暫く彼氏いません！｣
向｢良かった...｣
深｢で、だよ。どうやってAにアピールするか。｣
渡｢...まずはイメチェン、とか？｣
佐｢あー、眼鏡からコンタクトとかね？｣
岩｢前髪切るか上げてもいいかもね。｣
向｢めめ、顔隠してるけど、ほんまはめっちゃイケメンなんですよ！｣
深｢めめ、眼鏡取ってみて？｣
目｢はい...｣
岩｢前髪上げて？｣
目｢はい...｣
｢｢｢...おぉ...｣｣｣
目｢え、大丈夫ですか？｣
渡｢なんつーか、もったいねぇな。｣
佐｢うんうん！絶対コンタクト！髪も切った方がいい！｣
目｢あの、一気に全部は...徐々にでもいいですか？｣
深｢あぁ、そうよね。でも、本当にめめカッコいいから自信持ってね！｣
岩｢うん。少しずつでもイメチェンした方が良いと思う。A云々よりも、絶対自信出るし明るくなれると思うし。｣
渡｢お前はまず自信を持て。そんで、下向くな。相手の目ぇ見て話せるようになれ。それだけでもだいぶ変わるだろ。｣
目｢は、はい。｣
深｢......あ｣
佐｢ん？どったの？｣
深｢あー、アイツ戻ってくるみたい。｣
向｢アイツ？｣
深｢阿部ちゃん。｣
渡｢えっ？！｣
岩｢マジか...｣
佐｢これは...｣
向｢えっ？！誰ですか？！｣
深｢んー、Aの、元カレ？｣
目｢え｣
何となく、胸がザワザワして嫌な予感がした...
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作者名：ちり | 作成日時：2023年11月17日 19時
