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飲み会当日。
いつもの居酒屋で、今日は個室。
俺と康二が行くと、ふっかさんとAさんしかまだ来てなくて、ちょっとだけホッとした。
目・向｢お疲れ様です。｣
深｢おー、お疲れー。他のみんなは少し遅れるって。先始めてて良いって言ってたから、とりあえず何か頼もうぜ。｣
『2人ともお疲れ様！今日はふっかの奢りだから、どんどん好きなの頼みなよ？(笑)』
深｢おいっ！何でだよ！割り勘だろ、そこは！｣
向｢えっ？！マジっすか？！やったー！ふっかさん、ゴチになります！｣
深｢だから何でだよ！｣
3人のやり取りを聞いてても、やっぱりどこか上の空になってしまう。
ダメだ。今は余計な事は考えないようにしないと！
気を取り直して飲み物や食べ物を注文する。
｢｢｢かんぱーい！｣｣｣
一通り注文した物が揃ったので、4人で乾杯した。
『っあー！んまいっ！仕事終わりのビールは最高だね！』
目｢Aさん、男前な発言ですね(笑)｣
『ビール大好きだからね(笑)疲れた身体に染み渡る〜！』
目｢ふはっ！もうオジサンじゃん(笑)｣
『あはは！めめくん言うようになったね(笑)』
目｢あ、すみません。｣
『ふふっ、全然いいよ。むしろそっちの方が嬉しい。仲良くなれた気がして。』
目｢っ、はい。｣
深｢何か、2人意外といい感じ?｣
向｢ホンマやな。このままくっつけばええのに。｣
岩｢ごめん、遅くなった。｣
佐｢おっちー！｣
阿｢お疲れ様ー。｣
渡｢腹減ったー。｣
4人で乾杯してから数分後、思ったよりも早く4人がやって来た。
よしっ！頑張ろ！
深｢はーい、じゃあ、改めて乾杯するよー！｣
｢｢｢かんぱーい！！｣｣｣
岩｢阿部、紹介するよ。こっちが営業の向井康二。｣
向｢向井康二です！よろしくお願いします！｣
阿｢阿部亮平です。よろしくね。｣
岩｢そんで、こっちが総務の目黒蓮。｣
目｢あ、目黒蓮です。よろしく、お願いします...｣
阿｢君がめめくん？｣
目｢え？！あ、はい。そう、だと思います。｣
阿｢ふふっ、阿部亮平です。よろしくね。｣
目｢あ、え？｣
阿｢この前Aに聞いたんだ。総務の新しい子の教育係やってるって。その時に、"めめくん"って呼んでたから。｣
目｢あ、なるほど...｣
阿｢ふふっ、俺、めめに負けないからね。｣
目｢え？！｣
阿｢ふふっ(笑)｣
阿部さんは少しイタズラっぽく笑ってふっかさんの方へ行った。
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作者名：ちり | 作成日時：2023年11月17日 19時
