彼女まで〇センチ (ページ3)

今日:74 hit、昨日:41 hit、合計:76,334 hit

3 ページ3

お昼を食べ終えて、康二と途中まで一緒に帰った。

そこでも、康二とAさんは何かの話で盛り上がっていて、すっかり仲良しになっていた。

俺の教育係なのにな...

前を歩く2人を後ろから何とも言えない気持ちで見ていたら

｢A！｣

誰かがAさんの名前を呼んだ。

『翔太！お疲れ様。』

渡｢おつかれー。久しぶり。｣

『久しぶり。営業の帰り？』

渡｢そ。営業行ってそのまま飯食って帰ってきた。てか康二いんじゃん。何？知り合い？｣

『ううん、さっき知り合った。うちの新入社員の目黒くんとお昼食べてたら康二くんが来て仲良くなったの(笑) あ、翔太、こちら目黒蓮くん。私の大事な後輩だから虐めないでよ？』

目｢あ、目黒蓮です。よろしく、お願いします...｣

渡｢めっちゃデカいね(笑) 羨ましいわ。営業の渡辺翔太です。よろしく。｣

向｢渡辺さん！めめは俺の親友なんですよ！だから仲良くしたってください！｣

渡｢めめ？｣

『康二くんが付けた目黒くんのあだ名なんだって。可愛いよね。私もめめくんって呼ぶ事にしたの。』

渡｢ふーん。じゃ、俺もめめって呼ぶわ。｣

目｢え？！｣

渡｢何？ダメなの？｣

目｢いえ...ちょっとビックリしただけです...｣

『もう、翔太！めめくんビビってるじゃん！圧が凄いんだよ、翔太は。めめくん、ごめんね？この人、こんなだけど根は良い奴だから。もう少し慣れると5歳児並にバブいとこ見れるから。怖くないからね？』

目｢あ、はい...大丈夫です。｣

渡｢おい、A。俺の事ナメてんの？｣

『ナメてないよ。事実を言ったまでだよ(笑)』

渡｢失礼な奴だよねぇ。まぁ、いいや。A、今度飲み行こうぜ。ふっかとか誘って。｣

『いいね！じゃあ、めめくんと康二くんもおいでよ！先輩ばっかだけど、気遣う必要ないのばっかりだから。あ、無理にとは言わないからね？断ったって虐めたりしないから大丈夫だよ(笑)』

向｢いいんですか？！嬉しい♪めめ、一緒行こうやぁ♡｣

目｢え、本当に俺ら行っていいんですか？お邪魔なんじゃ...｣

『ううん！全然良いよ！ね？翔太！』

渡｢まぁ。来たかったら来れば？｣

『出たよツンデレ(笑) 素直に来てって言えばいいのに(笑)』

渡｢は？！ツンデレじゃねぇし！俺もう行くから！お前が幹事やれよ！｣

『はいはい(笑) じゃ、午後も頑張ってね、翔太。』

渡｢ん。じゃあな！｣

渡辺さん、イケメンだな...

ちょっと怖かったけど...

飲み会、行っていいのかな...

.