彼女まで〇センチ (ページ4)

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それから数日。

今日はこの前言ってた飲み会の日。

結局、康二が行きたいと言って聞かなくて、半ば強制的に参加する事になった。

嫌なわけではないけれど、やっぱり先輩の飲み会に新入社員の俺らが参加するのは、少し...いや、結構？抵抗があって、あまり乗り気では無かったけれど、せっかくの機会だし楽しむ事を決めた。

『めめくん！今日のお店、ちょっと分かりにくいのよね。だから、終わったら一緒に行こうね！』

目｢あ、はい。分かりました。｣

『康二くんは、翔太と来るのかな？もし1人なら、一緒に行くか聞いて貰えないかな？私、康二くんの連絡先知らないからさ。』

目｢はい、聞いてみます。｣

『よろしくね！じゃ、また後で♪』

康二に聞いてみたら、渡辺さんと外回りから直で向かうとの事だったので、俺とAさんでお店に向かう事になった。

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『ふふっ(笑)』

目｢え？｣

『めめくん、顔凄いよ？緊張してる？』

目｢え、あ、はい...人見知りなので...｣

『めめくんと康二くん以外先輩だけど、本当に気遣わなくていい人ばっかりだから大丈夫だよ！でも、慣れるまで私の隣にいな？少しはマシでしょ(笑)』

目｢あ、ありがとうございます。｣

そして目的地に到着した。

俺達が店に入ると既に何人か来ていて、｢おせーぞ！幹事！｣と野次る声が聞こえてきた。

はぁ、大丈夫かな、俺...

マジでAさんの隣から動けなそう...

『遅いってまだ時間前でしょ？！てか来るの早くない？仕事してた？』

｢してたわ！！定時ピッタリで即効出てきた！｣

｢俺はそれに巻き込まれた〜(笑)｣

｢俺は出先から直で来たから。てか、一緒にいんのって新入社員の子？｣

『あ、そうそう。こちら、総務部の新入社員の目黒蓮くんです！みんな虐めないでよ？！』

目｢め、目黒蓮です。よろしく、お願いします...｣

佐｢ふはっ！めっちゃ緊張してんじゃん！いいねぇ、初々しくて！俺、佐久間大介！企画・開発部だよん♪よろしくぅ♪｣

目｢あ、よろしくお願いします。｣

深｢俺は深澤辰哉。人事部でーす。よろしく！｣

目｢よろしくお願いします。｣

岩｢岩本照です。情報システム部です。よろしく。｣

目｢よろしくお願いします。｣

すごい...

みんなイケメンだ...

Aさんの同期の皆さんはイケメンばっかりだな。

そしてAさんも美人だし...

みんなキラキラしてて、同じ空間にいるのしんどい...

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