彼女まで〇センチ (ページ37)

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『ふふっ(笑)』

目｢ん？｣

『あの資料室でも思ってたんだけど...』

目｢うん？｣

『めめくんって、何か安心する。』

目｢...｣

『大きいからかなぁ。年下なのに、安心感と包容力を感じる(笑)ずっとこうしてたいー(笑)』

目｢ずっとこうしててあげる。｣

『え？』

目｢ずっとこうしててあげるから、どこにも行かないでね。｣

『ふふっ、行かないよ、どこにも。めめくんのとこにいる。』

目｢"蓮"｣

『ん？』

目｢"蓮"って呼んで。｣

『...蓮』

目｢ふふっ、何？(笑)｣

『蓮』

目｢はい(笑)｣

『れーん(笑)』

目｢ふはっ、呼びすぎ(笑)｣

『ふふっ(笑)』

目｢Aさん｣

『ん？なーに？蓮。』

目｢好き。｣

『私も...』

そして俺達は、そのまま初めてのキスをした。

次の日。

向｢まーじで？！｣

目｢ふはっ、マジで(笑)｣

たまたま出勤したタイミングが康二とかぶって、昨日Aさんと付き合う事になった事を報告すると、目玉が落ちそうなほど驚いてた(笑)

向｢いやぁ、びっくりしたわぁ...てか急展開すぎん？！｣

目｢まぁ、それは俺も思ってる。｣

向｢何？！何があったん？！詳しく聞かせてぇなぁ！｣

目｢ふはっ、康二うるさい(笑)｣

向｢ひどいっ！めめきゅん、ひどいわぁ。｣

目｢うそうそ(笑)今日飲み行く？｣

向｢当たり前やん！今日はデートがあっても俺優先にしてもらわな！｣

目｢いや、デートだったらデート優先だから。｣

向｢...まぁ、そりゃそうか。って、ちゃうやん！めめには報告する義務があんねんで！ふっかさんも呼ぼ！｣

目｢ふはっ、はいはい(笑)｣

1人で興奮して騒いでる康二はうるさいけど、今まで相談のってもらった恩もあるし、何より俺の大切な親友だから、ちゃんと報告しなきゃ、とは思ってる。

あと、ふっかさんにも。

というわけで、今日は報告会という名の飲み会が決定した。

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