My Destiny Ⅱ (ページ18)

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宮舘side

渡「あ"ー涼太おかわり！」

宮「もうそろそろ止めときなよ」

日曜日に珍しく翔太が来たと思ったら、ものすごい勢いで飲んで酔っ払っている。普段、お酒に飲まれることなんてないのにどうしたのだろう。

渡「…まじふざけんな…zzz」

宮「翔太？寝たの？」

反応がないところを見ると寝てしまったようだ。ここで寝ては身体が痛くなるだろうし、部屋に連れていくことにした。

宮「ほら、上行くよ」

渡「うーん…」

なんとかベッドに降ろして俺は店に戻る。明日は翔太休みだし、しばらく寝かせておいてもいいかな。

閉店作業を終えて部屋に上がると電気がついている。

宮「起きたんだ」

渡「……ごめん迷惑かけて」

ソファに座って水を飲みながら、ボーッとする翔太。お酒に強いはずの彼がこうなるのは珍しい。俺もその横に腰掛ける。

宮「何かあった？言いたくなかったらいいんだけど」

渡「…俺って言葉足りない？」

まさか翔太がそんな事言ってくるなんて。ここはハッキリ答えた方がいいだろう。

宮「うん、そうだね。そして典型的な天邪鬼」

渡「ふはっ(笑)めっちゃ正直じゃん」

宮「ごめん。それにしても急にどうしたの？」

その後、翔太から昨日の話を聞いた。素直にすぐ電話したりできない所が彼らしいな。しかし、Aがそんな事になっていたとは。荒れる理由も納得。

宮「遠目から見ただけで判断するのはね」

渡「それはそうだけど…あれはしてたと思う」

翔太はそう言うが、前に聞いた話だと付き合うことに抵抗がありそうだったし1回で付き合う→キスとはならない気がするんだよな。

ピロン♪

そんな事を考えていると、タイミング良くAからメッセージが届く。

A明日、翔太来る? 同僚が2人に会いたいらしい。行っていい?

宮「お、噂をすれば」

渡「ん？」

宮「明日A来るみたいだから聞いてみよ」

渡「会いたくねー」

宮「会いたいくせに。ほんと天邪鬼だね」

渡「うっせ」

そのまま翔太は泊まっていった。何気に翔太だけ泊まるのは初めてかもしれない。明日、同僚も来るならAの幼馴染として精一杯のおもてなしをしないとな。

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【作者より】

無かった出番を取り戻すかのような、目黒くんの頑張りいかがでしょうか？作者は好きです(笑)引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです！まだまだ頑張ります(*^^*)

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