My Destiny Ⅱ (ページ24)

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目黒side

デートを終えた夜、余韻に浸っていると電話が鳴った。
画面を見るとオーナーの文字。

目"もしもし"

オ"遅くにすまん。今大丈夫か？"

目"はい。どうしました？"

話を聞くと、一緒に働く奥さんの体調が悪く助けてほしいとの事だった。俺自身、オーナー夫婦にはかなりお世話になってるので大丈夫だと即答した。

日、月はオーナーと2人で朝から夕方までみっちり働きヘトヘトでAさんに連絡する元気もなかった。1人いないだけでこんなに大変だなんて…

月曜日帰ろうとするとオーナーに呼び止められ、奥さんの調子がよくなってきたので明日は休んでいいと言われた。

目「病み上がりいきなり2人はハードじゃ…」

オ「火曜日は客も少ないし大丈夫だ。デートでも行ってこい」

目「え？デートですか？」

オ「いるんだろ？好きな人」

オーナーにはお見通しらしい。その流れであのお店を教えてもらい彼女を誘った。

翌日校門前で彼女を待っていると見知らぬ男と現れた。それはまさかの幼馴染(ライバル)。俺の事をかなり警戒してるな。まあでも今日約束してるのは俺なんで。

距離が近くドキドキしながらも楽しくご飯を食べていると彼女が質問してきた。

"水族館の前で言ってくれた事ってまだ有効ですか？もし取り消すなら…"

"もちろん有効です！取り消すわけないですよ"

むしろどんどん好きになっているというのに。
彼女は少し考えてこう続けた。

『ありがとうございます。私も目黒さんといるとすごく楽しいです。えっと、付き合いたいとも思ってくれてるのでしょうか？』

目「俺は付き合えたら嬉しいと思ってます」

付き合っていないと出来ない事をしたいと思うのは人の本能だと思う。しかしAさんは付き合う事に抵抗がありそう。無理強いはしたくないから彼女の意見を尊重したい。あれ？俺ってこんな人間だったっけ。

『目黒さんとお付き合い出来たら楽しくて幸せだろうなと思います。ただ、少しだけ恋愛に抵抗があって…』

目「もしよければ詳しく聞いてもいいですか？」

以前俺の話を聞いてくれたように、俺もしっかりと彼女の話を聞いて受け止めたいと思った。少しして彼女はポツリポツリと話し始める。

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【作者より】

何回読み返しても都合いい展開ばかりだなと思います(笑)
でもそれが夢小説のいい所ですよね(^^)楽しいです♪

引き続きよろしくお願いします！！

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